こんにちは、TYT不動産水野です！
新居探しで気をつけたいのが近隣トラブルの可能性。
「どんな特徴に注意すればいいの？」「快適に暮らすにはどんな物件がいいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、近隣トラブルを防ぐための物件選びのポイントを詳しく解説します！
この記事は次のような人におすすめ！
・近隣トラブルを避けたい人
・物件選びで周辺環境を重視したい人
・快適な住環境を求めている人
近隣トラブルは実際に住んでみないとわからないことも多いですが、事前の注意で多くのリスクを軽減できます。
この記事を読んで、ご家族にとって理想の住環境選びの参考にしてください！
それではご覧ください！
目次
近隣トラブルを起こしやすい家の特徴
近隣トラブルの可能性は、エリアによっても大きく異なります。
- 「繁華街近く」：騒音や深夜の人通りが多い可能性
- 「新興住宅地」：子供の声や生活音が気になることも
- 「古いエリア」：建物の遮音性が低い可能性
上記の特徴はエリアごとに異なるため、地域に詳しい不動産業者に相談することが重要となります。
近隣トラブルの原因となりやすい特徴は、以下のようなものがあります。
- 音が漏れやすい構造の建物
- 道路に面していて騒音が反響しやすい立地
- 子供が多く、活発な家庭
- ペット、特に犬を多く飼っている家庭
- 近隣とのコミュニケーションが少ない家庭
まずは、近隣トラブルでよくあるケースについて解説していきます。
物件選びで注意すべき7つのポイントと回避方法
1.建物の構造と遮音性
近隣トラブルの代表例は「騒音」でしょう。
特にマンション・新興住宅などの集合住宅だと、壁を挟んで隣人が住んでいるので騒音問題は表面化しやすくなります。
あくまで生活する上で音は必ず発生しますので、多少の生活音は許容するべきでしょう。
対策点・回避方法としては、隣人との壁の厚さや床の構造、二重冊子の有無を確認することをおすすめします。
実際に物件で音の聞こえ方をテストして対策することが大切です。
建築構造の側面から考えると、木造よりもRC造（鉄筋コンクリート造）やSRC造（鉄骨鉄筋コンクリート造）の方が防音には優れています。
2.周辺の道路環境
こちらもトラブルの原因は「騒音」になるでしょう。
近隣に大通りや高速道路、深夜営業されている店舗があると騒音の原因につながったり、治安が悪くなる原因にもなったりします。
感じ方は人それぞれですが、騒音に敏感な人は窓を開けて睡眠をとれないというケースは少なくないです。
対策点・回避方法としては、近隣の大通りや高速道路の確認、深夜営業されている店舗があるか確認してください。
実際に異なる時間帯に物件を訪れて、騒音レベルを確認することもおすすめします。
3.近隣住民の生活スタイル
一戸建ての場合では少ないですが、マンションの場合だと近隣との生活になりますので、生活音は必ず聞こえてきます。
そこで、近隣の住民はどんな人が住んでいるかを把握しておくと、物件選びの一つの指標となるでしょう。
例えば、生活リズムが深夜帯の隣人がいる、深夜帯に集まって宴会をする習慣が隣人にいる場合騒音で睡眠不足になり、悩む方も多いでしょう。
地域の不動産業者や現地住民からの情報収集、周辺住民の年齢層や職業を可能な範囲で把握しておくことをおすすめします。
4.子供やペットの有無
近隣に学校や公園があることは、家族で子育てしていく上で非常に大事なことではあります。
しかし、トラブルの原因になったりすることもあります。
例えば、近くに学校や公園があると騒音の原因になったり、公園でのルール設定が曖昧だと物件の破損につながるケースも少なくはないです。
ペットをめぐる問題も物件を選択する上で非常に大事です。
よくある事例としては、マンションに住む人たちを増やすために途中からペット可に変更されてしまうケースがあります。
先に入居している人が動物アレルギーだったりすると、トラブルの原因につながるでしょう。
対策点・回避方法としては、近隣の学校・公園がどこにあるのか、ペット可物件の有無を確認することをおすすめします。
実際に管理会社にペットや近隣の公園などのルールを確認することも良いでしょう！
5.コミュニティの雰囲気
大きなマンションや新興住宅では、住民同士の集まり（町内会・自治会）を組織している場合があります。
マンションや町での生活を快適にするために組織されていますが、地域によっては高額な自治会費を請求されたり、新たに会員となった住民が自治会主体のお祭り等で下働きを強要されるケースもあります。
そういった不満から住民同士のトラブルに発展する場合もありますので、町内会や自治会の活動状況を事前に確認したり、地域のイベントや集会に自ら参加してみるのもおすすめします。
6.過去のトラブル履歴
可能であれば、管理会社や不動産業者に過去発生したトラブルの事例を教えてもらうことをおすすめします。
トラブルの原因となった内容や解決までにかかった期間、解決に至った経緯を知ることで入居後に注意すべきポイントを把握しておくと良いでしょう。
原因が未だ解決されていない場合は、短期間で入居後解決する保証はないので、できるだけ選択するのは避けたほうが無難です。
7.管理規約や地域のルール
「ゴミ出し」をめぐるトラブルも少なくはありません。
マンション・一戸建てに関わらず、指定の場所に決まったゴミが捨てられているのかを確認することが大事です。
悪臭が放たれる原因にもなりますし、害虫の発生にもつながります。
マンションであれば管理規約、一戸建てであれば町内会のルールがありますので、自ら目を通して近隣住民が守っているのかを確認することで、入居後の暮らしやすさにつながるでしょう。
管理会社や町内会に直接問い合わせすることもおすすめです！
まとめ
以上、近隣トラブルを防ぐための物件選びのポイントを解説しました！
それでは今回の内容をおさらいしていきましょう！
・建物の構造や周辺環境をしっかりチェック
・近隣住民の生活スタイルや地域のルールを確認
・不動産業者に地域の特性について相談
・実際に物件を訪れ、異なる時間帯で様子を確認
近隣トラブルは、事前の注意深い調査で多くを回避できます。
しかし、完全に予測することは難しいため、入居後もコミュニケーションを大切にし、問題が起きた際には冷静に対応することが重要です。
ご自身ご家族にとって、快適で安心できる住環境を選んでいただければ幸いです。
物件選びでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！