こんにちは、TYT不動産水野です!
「リフォームしたいのになぜ会社によって価格が違うの?」「リフォーム費用で失敗したくない」と思っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、多くの方が気になるマンションリフォームの費用について、知られざる真実をお伝えします。
適切な業者選びで100万円以上も費用が変わる可能性があります。
これから快適な暮らしのためにリフォームを考えている方、必見の情報をお届けします!
この記事は次のような方におすすめ!
・マンションリフォームの費用相場が知りたい方
・大手と優良業者の違いが分からない方
・リフォーム業者の選び方に悩んでいる方
マンションリフォームの費用と重要なポイントについて、詳しく見ていきましょう!
それではご覧ください!
目次
リフォーム費用の真実|なぜ業者によって大きく違うのか?
リフォーム費用に含まれるのは、大きく分けて「材料費」「施工費(人件費)」「諸経費」の3つになります。
- 「材料費」 キッチン・トイレなどの設備や、壁材・フローリングなどの資材です。
- 「施工費」 工事するための費用で、施工する人の人件費です。
- 「諸費用」 スケジュール調整などの現場管理費や、経費などが含まれています。
リフォーム費用は、主にこの3つの費用ですが、業者によって驚くほど価格が変わります。
なぜ、こんなに業者によって価格差が生じてしまうのでしょうか?
紹介料・広告費用の発生
- 「大手リフォーム業者」の場合、自社で施工が実施されることは少なく実際の工事は下請け業者へ依頼し施工が行われる場合が多いです。
その際、下請け業者の施工費用だけではなく、大手リフォーム業者の紹介料(約30%)も含まれた費用が提示されることがあります。
直接個人の工事業者に依頼すると比較的価格は抑えられますが、細かい打ち合わせがあったり手間が増えたりすることも考えられますので、大手リフォーム業者に依頼することで時間の短縮につながる分、価格は自ずと上がります。
「優良業者」の場合、直接受注するため提示されている価格は一見安く見えます。
しかし、広告費用の回収のため結局高額になることもあります。
使用する材料が同じではない
- 建材や住宅設備は、実に多くのメーカーから発売されていて、それぞれのリフォーム業者は頻繁に取引しているメーカーが異なります。
また、同じメーカー商品であっても主力商品が違っていたり、取引する量が異なるため、業者ごとに仕入れる金額も変わってきます。
ですので、結果的に施主に提示される見積り価格にも差が生じてきます。
他にも、各リフォーム業者が大事にしている部分が異なるので、価格にも違いが出てきます。
施工単価に差がある
- 施工は当然のことながら、技術担当者である職人が行なっています。
一般的には、部分ごとの仕上がりを重視するなら専門工、全体の仕上がりを重視するなら多能工が得意とするリフォーム業者に施工してもらうのが良いとされています。
しかし、リフォーム業者ごとに得意としている分野もそれぞれですし、所属している職人の種類も人数も異なってきます。
また、経験値にも差があるため腕の良い職人の施工ほど費用が高くなることもあります。
上記の3点の理由もありますし、業者によって同じ施工面であっても、施工内容が違う場合があります。
工法や施工手順・内容が異なる場合があるので見積書を比較する際は、同じ施工が行われるか確認しておくことが必要になります。
では、どのようにして適正価格を見極めれば良いのでしょうか?
プロの裏技|クロスの単価で見る適正価格
1つの指標としては、実はクロス(壁紙)1平米の単価を見れば、おおよその適正価格を比較することができます。
・「大手業者」:1,500円程度
・「中小業者」:1,100円以下
・「優良業者」:1,000円以下
※2024年8月3日現在の相場
1,100円を基準に考えると、そこからどれだけ乖離しているかで、手数料の割合がわかります。
例えば、70平米のクロス張り替えリフォームの場合
・「大手業者」:少なくとも約650万円(30%増)
・「中小業者」:約500万円
・「優良業者」:当初は安く提示されますが、最終的には約650万円近くになることも
上記の例だと、約150万円ほどの差額が算出されます。
ここまで大きく差が出るとは、思いませんでしたね!
依頼する側が損しないように、複数のリフォーム会社に見積もりを頼み比較することをオススメします!
単価を抑えるコツと注意点
- 紹介業者を通さずに直接施工業者に依頼する
- 経験が豊富な業者に依頼する
- 複数のリフォーム会社に見積もりを頼んで依頼する
紹介業者を通さずに直接施工業者に依頼する
- 紹介業者を通さずに専門の施工業者に直接依頼することで、紹介料の発生を防げるので費用を抑えることが可能になります。
しかし、大手のリフォーム業者とは違い一定の品質水準がなかったりするので、実績や評判は事前に調べておかないと欠陥につながることも考えられるので注意しましょう。
また、直接やり取りをするので細かい打ち合わせだったり、手間が増えることもあるので視野に入れておくと良いでしょう。
経験が豊富な業者に依頼する
- リフォーム価格が相場より低いからといって施工業者とすぐに契約することは危険です。
実績や経験、評判が十分でない施工業者ですと品質に問題があったり、すぐに補修が必要だったりと追加で費用が無駄にかかる場合があるので気をつけましょう。
実績や経験がある施工業者ですと、品質が保証されますし、仕事が早くその分工期も短縮され結果的に施工費用も安くなることもあります。
複数のリフォーム会社に見積もりを頼んで依頼する
- 複数のリフォーム会社から見積もりを頼みもらうことで、費用の比較ができます。
その際には金額だけではなく、材料のグレードは同じようなものか、ランニングコストなども比較し確認してください。
施工業者にリフォームしたい部分の実績が少ないと、見積もりに書かれている費用以外にも別途費用が発生することもあるので、実績や経験、評判の確認はしましょう。
まとめ
以上、マンションリフォームの費用について、知られざる真実を解説しました!
それでは今回の内容をおさらいしていきましょう!
・クロス単価を指標に、適正価格を見極めましょう。
・施工例が豊富で、マンションリフォームに慣れた業者を選びましょう。
・工事中の管理能力も重要な選択基準です。
リフォームは大きな投資ですが、正しい知識があれば満足度の高い結果が得られます。
この情報を参考に、ご家族の幸せな暮らしにつながるリフォームを実現してください。
最後に、リフォームの具体的な内容によって費用は大きく変わります。
詳しいお見積もりやアドバイスが必要な方は、ぜひご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!