ヤドカリ投資の黄金法則|失敗しないエリア選びの極意

こんにちは、TYT不動産水野です!

「ヤドカリ投資って聞くけど、よくわからない」「ヤドカリ投資を始めたいけど、失敗したくない」

と思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、多くのヤドカリ投資を考えている方が頭を悩ませる「ヤドカリ投資のエリア選び」について、失敗しない極意を解説していきます。

この記事はこんな人がおすすめ!

・ヤドカリ投資とは何か知りたい人
・物件を決める際の注意したいポイントを知りたい人

この記事を読んで、ヤドカリ投資とは何かを知り、将来収入を得るための参考にしてください!

それでは、ご覧ください!

ヤドカリ投資で夢の資産形成

「ヤドカリ投資」という言葉を、聞いたことはありますか?

「ヤドカリ投資」とは、ご自身ご家族が住むために購入した物件を、将来的に売却や賃貸に出すことで利益を得る投資方法で、名前の由来は、ヤドカリが成長とともに新しい貝殻に住み替えていく様子から来ています。

ヤドカリ投資には、マイホームを売却することで利益を得る方法と、マイホームを賃貸として貸し出すことで利益を得る方法の2種類があります。

不動産投資で、最も避けたいのが空室リスクであり、居住者が見つからず家賃収入が発生しない期間のことです。

しかし、ヤドカリ投資では自らが居住しているため、買い手もしくは借り手が見つかり次第違う物件に引っ越すことが可能になります。

もし、入居者が退去したり物件の資産価値が減少しても、自ら再度物件に居住することも可能です。

リスクが少なく、審査が比較的厳しくない住宅ローンを利用できる不動産投資の一種で、初心者の方にもおすすめで、現在注目を集めている投資方法になります。

近年では、大きな地震が多発しており、最近では南海トラフを警戒するように注意喚起もありました。

それに伴い、今住んでいる住宅、もしくはこれから購入する住宅の耐震性が気になる方も増えたのではないでしょうか。

ヤドカリ投資をするにあたって、重要になるのが「エリア選び」です。

なぜエリア選びが命なのか?

ヤドカリ投資の成功は、実に80%がエリア選びで決まると言っても過言ではありません。

その理由は以下の通りです。

  1. 「価格の安定性」:適切なエリアを選ぶことで、物件価値の下落リスクを最小限に抑えられます。
  2. 「需要と供給のバランス」:人気エリアは需要が高く、将来の売却や賃貸がしやすくなります。
  3. 「将来性」:発展が見込まれるエリアでは、物件価値が上昇する可能性が高くなります。

短い期間で売買するのではなく、中〜長期間をかけて売却もしくは賃貸として利用するため、資産価値が低下しづらく住宅需要の高い物件を選定する必要があります。

特に、住宅ローンを完済し終わった後に、賃貸として貸し出す予定であれば、より長い視野を持つことが重要になります。

ご自身ご家族が求める住宅としての希望条件よりも、一般的な需要が高い物件を選定しないといけないこともあるので、注意が必要です。

失敗しないエリア選びの法則4選

ヤドカリ投資をしていくにあたって、非常に重要になるのが、「エリア選び」になります。

5年後、10年後、資産価値が上がり売却価格が上がるかは、全てエリア選びで決まるでしょう。

以下の4点を解説していきます。

1. 人口動態をチェック

不動産投資と同じく、ヤドカリ投資も人口動態の推移を確認しておく必要があります。

人口増加中のエリアは将来、物件の価値を上げる一つの要因となる可能性が高く、そのエリア自体が盛り上がりを見せていることにつながるので、注目が必要です。

逆に、人口減少が年々継続しているエリアは投資対象のエリアとは見られません。

また、年代別の動態を確認しておく必要があり、高齢者の多いエリアではなかなか賃貸需要が見込めない場合もありますので注視しておくべきでしょう。

賃貸物件を探す人が訪れるポータルサイトを活用して調べる方法もあります。

ポータルサイトによっては、エリア毎の空室率を提示している場合もありますし、そのエリアの住みやすさや入居層別の人気の設備など、ヤドカリ投資を始めるのであれば知っておきたい情報が掲載されていることがあります。

2. 経済指標を確認

ヤドカリ投資の場合、住み替え後に物件を売却するか、賃貸経営を始めますので10年〜20年先の市場を想定する必要があります。

出典:令和6年地価公示概要|国土交通省

地価公示価格の推移を確認し、上昇率の高いエリアに注視することが重要になります。

3. 都市開発計画をリサーチ

将来性の有無はヤドカリ投資を始めるにあたって重要になります。

将来的な価値向上を見極めるために、路線開発や駅前再開発の予定があるエリアを探してみましょう。

特に、新しい産業誘致の予定があるエリアやインフラが整っているエリアは将来性が高く期待できるでしょう。

4. 交通の利便性を考慮

駅からの距離や利便性、コンビニやスーパーなどの商業施設や、周辺環境などを考慮して選択しましょう。

物件から最寄り駅までの距離が遠くて不便だと、その理由だけで買い手や借り手が見つかる可能性が低くなってしまいます。

特にファミリー層向けの物件であれば、近隣に小学校や中学校などの教育機関のほか、公園や病院などがあるかも重要になります。

そのほかにも、周辺の治安が良好であることも重要になってくるため、注視してエリア選びをおこないましょう!

エリア選びの実践テクニック

  1. 「公的データの活用」 : 国や自治体が発表する地価公示や人口統計を定期的にチェック。
  2. 「現地調査の実施」 : 興味のあるエリアは必ず足を運んで、実際の雰囲気を確認。
  3. 「地元の不動産業者にヒアリング」 : 地域の詳しい情報や今後の展望について聞く。
  4. 「長期的視点で判断」 : 5年、10年先の街の姿を想像して選ぶ。

注意点

  • 全国的に見れば、日本の地価は上昇傾向にありますが、エリアによって大きな差があります。
  • 人口減少が進むエリアでは、将来的に需要が減少する可能性が高いので要注意。
  • 3大都市圏(東京、大阪、名古屋)は比較的安定していますが、地方都市でも中心部や新興産業地域は有望です。

まとめ

以上、ヤドカリ投資の失敗しないエリア選びの法則についての解説でした!

それでは、今回の内容についておさらいしていきます!

CHECK

・ヤドカリ投資で成功するためのエリア選びは、単なる直感ではなく、データと現地調査に基づいた戦略的な判断が必要

・人口動態、経済指標、開発計画などを総合的に分析し、将来性のあるエリアを見極めることが重要

慎重にエリアを選び、長期的な視点で投資を行えば、ヤドカリ投資は資産形成の強力な武器となるでしょう。

投資は常にリスクを伴いますが、正しい知識と戦略があれば、その可能性は無限大です。

皆さんのヤドカリ投資成功を心よりお祈りしています!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!