「リニアが変える!日本の不動産地図」2027年、名古屋が”東京の隣町”になる日

こんにちは、TYT不動産水野です!

2027年リニア中央新幹線の開通で、日本の不動産地図が大きく塗り替わろうとしています。

「名古屋が東京の隣町になる?」「不動産価値はどう変わるの?」

そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回は、リニア開通が不動産市場にもたらす影響について、詳しく解説します!

この記事は次のような人におすすめ!

・リニア開通後の不動産動向が気になる人
・名古屋エリアへの投資を考えている人
・将来を見据えた不動産購入を検討している人

リニア開通は、単なる交通革命ではなく、私たちの生活や経済にも大きな変革をもたらします。

この記事を読んで、不動産トレンドをいち早くキャッチし、賢明な選択の参考にしてください!

それではご覧ください!

リニア中央新幹線って何?

リニア中央新幹線は、まさに日本の大動脈を作り変える超高速鉄道です。

最終的に東京から大阪間を結ぶ計画になっており、完成すると東京大阪間が約1時間ほどで行き来することができるようになります。

  • 東京-名古屋間:2027年開業予定(※現在遅延の可能性あり)
  • 名古屋-大阪間:2045年開業予定
  • 最高速度:時速500km超(現在の新幹線の1.5倍以上)
  • 東京-名古屋間の所要時間:約40分(現在の新幹線の約1/3)

想像してみてください。
早朝、名古屋で目覚めて、東京で朝食。そんな非日常が現実になります!

リニアが変える日本の不動産地図

リニア中央新幹線の開通で、日本の移動距離による時間が劇的に短縮されます。

これは単なる移動時間の短縮ではありません。日本の経済地図を塗り替える大変革となるでしょう。

国土交通省がリニア中央新幹線の計画で「スーパー・メガリージョン構想(超巨大経済圏)」を発表しました。

東京・大阪・名古屋の3大都市を一つの大きな経済圏にしていこうという取り組みで、それに伴いリニア中央新幹線が開発されているようです。

この構想により、約7000万人が大移動をして、約7000万人の交流圏=経済圏を生み出し。さらなる活性化を図ります。

※出典:国土交通省「リニア中央新幹線の概要」

  • 東京-名古屋間が、まるで都内の隣町感覚に
  • ビジネス往来の活発化で、新たなシナジーが生まれる可能性
  • コスト削減と人材確保の両立のためによる企業の本社機能分散の可能性
  • “東京”の1極集中から”名古屋”の2極集中へのシフト

東京・名古屋間のリニア新幹線開通による影響で考えられるものが、上記の内容になります。

他には、「交通系のインフラ整備」「複合型施設の開発」「エンターテイメント施設の開発」なども考えられるため、名古屋のエリア価値は非常に上がると考えられます。

名古屋不動産市場への影響

2027年に開業予定のリニア中央新幹線により、首都圏と中部地方が経済圏として一体化し、さらに大阪まで延伸(2045年開業予定)されれば、関西圏も含めたスーパー・メガリージョンが誕生することになります。

この取り組みの実現により、エリア価値や賃貸ニーズも高まると考えられていますので、名古屋の不動産市場はこれから注目するべきエリアになるでしょう。

地価の上昇

  • リニア中央新幹線が建設される名古屋駅周辺に着目する人が多いようです。しかし名古屋駅周辺以外にも、不動産の価値があるエリアは存在します。

    それは名古屋を代表する繁華街の「栄駅周辺」駅の利用者数が市内で2番目の「金山駅周辺」になります。

    こちらの2つのエリアはリニア開通予定が発表されてから、高層ビルの建設ラッシュや複合商業施設建設決定、また市営地下鉄やJR、名古屋鉄道の3路線が乗り入れることで交通の便が良いことにより路線価が上昇しています。

リニア中央新幹線が開通するにあたり、さらに上昇していく予想なので注目したいところです。

オフィス需要の増加

  • リニア中央新幹線開業により名古屋駅は全国的に存在感を増し、これまで以上にビジネスエリアとしての役割が高まると見込まれています。

    超高層ビルの完成が相次ぎ、オフィス面積の新規供給も再開発によって増加しています。
    東京圏から名古屋駅へのアクセスがよくなることにより、東京にある企業の名古屋への進出で活発になり、ビジネス街がより活性化することが考えられます。

    リニア中央新幹線の開業で企業誘致の活発等、オフィス需要にプラス効果が期待されています。

住宅需要の拡大

  • 上記の項目に近いですが、東京圏にある企業が名古屋へ進出することにより、名古屋に移住する人も増加すると考えられます。

    現在2024年でさえも、名古屋市マンション価格は好調しており、価格上昇エリアとして、中区・東区・中村区などを具体的に日経新聞でも取り上げられていました。

投資用不動産の注目度アップ

  • リニア中央新幹線の乗降駅である名古屋駅を中心に、鉄道網のみならず交通網も急ピッチで開発が進んでおり、これにより名古屋駅周辺がリニアで活性化し、交通量が急増してもスムーズな移動が可能になるでしょう。

    名古屋市のショッピング施設・複合型施設・エンターテイメント施設の新規オープンやリニューアルはかなりの数になり、盛り上がりを見せています。

    今後名古屋中心部は、賃貸マンションの資産価値が上昇すると考えられていますが、その要因としては「周辺エリアで大型開発が行われること」「将来人口が安定し、上昇すること」と言われています。

    これにより、入居ニーズが高まり、インカムゲイン(家賃収入)とキャピタルゲイン(売却益)が有利になり、大型開発による注目度は上がっています。

現在、首都圏の投資家による名古屋の物件購入が増加傾向にあります!
先見の明がある人はもう動きを見せています!

投資家と実需、それぞれの視点

投資家の視点

  • 長期的な値上がり期待(リニア効果で、右肩上がりの可能性)
  • 賃貸需要の増加予測(ビジネス客や移住者の増加で、安定した需要)
  • リスク分散としての地方物件(東京一極集中のリスクヘッジに)

実需(住む人)の視点

  • 職住近接の新たな選択肢(東京で働きながら、名古屋に住む選択も)
  • 生活コストと居住環境のバランス(東京の喧騒を避けて、ゆとりある生活)
  • 将来の資産価値上昇への期待(住むだけでなく、投資の視点も)

まとめ

以上、リニア中央新幹線開通が不動産市場にもたらす影響について解説しました!

それでは、今回の内容をおさらいしていきます!

CHECK

・リニア開通で東京-名古屋間が約40分に

・名古屋の不動産価値上昇が見込まれる

・オフィス需要と住宅需要の両面で影響が大きくなる

・投資と居住、両方の観点から魅力的になることが予想される

・開業時期の遅延リスクにも注意が必要

リニア中央新幹線開通は、日本の経済地図を塗り替える大イベントになるでしょう。

名古屋を中心とした中部圏は、新たな経済の中心地となる可能性を秘めています。

一方で、開業時期の遅延リスクや、予想外の影響も考えられるので、慎重かつ長期的な視点で、不動産選びや投資を検討することが大切になります。

詳しい情報や個別のアドバイスが必要な方は、ぜひ一度ご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!